ライトノベル感想 > 刀語の感想




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刀語 感想&作品データ

刀語」(Katanagatari)

「刀語」は、2007年1月9日に講談社BOXから刊行された、

西尾維新」によるライトノベル作品シリーズ。全12巻。イラストは「」が担当。

作者初の時代小説であり、題字を「平田弘史」が担当している。

2010年にアニメ化。アニメーション制作は「WHITE FOX」が担当。


「刀を使わない剣士」と、それぞれある1つの能力に特化した、

12本の「変体刀」と呼ばれる刀を持った者たちの戦いを描いた作品であり、

主人公の「鑢七花」は、奇策士「とがめ」の、

「金や名誉や倒幕などのためでなく、愛のために戦う剣士を雇いたい」との言葉により、

完成形「変体刀」十二本を集めるため、12人の剣士たちと戦うための旅に出ることになる。

(出典:ウィキペディア)

刀語 第十話 誠刀・銓 (講談社BOX)



■ 刀語の感想(出典:Amazon)


西尾維新さんの作品はこのシリーズが初です。

正直文章の方は「うーん…」と唸りました。

竹さんのイラスト目当て、という方が本音です。

言葉遊びは面白いんですけどね。

七花が、自分のことや対戦相手そのものを「刀」と称することや、

技名等、センス抜群。

刀と刀の勝負なら、だいたい決着は一瞬ですから、

それまでの過程や、踏み込みの事情がきっちり描写されます。

しかし…アクション描写の好みって、人によって別れる、とは思いますが…

私は「喋る前に殺る」ぐらい緊迫感が欲しかった。

七花は「刀を使わない剣士」。

「剣術」ではなく「拳術」。

いわゆる白刃取りとかそういうものなのかな、

と思っていましたがそうではなく、

その技は刀そのものを叩き壊す破壊力です。

これは面白かった。

でも。時代背景を完全無視して、

ライトノベルならではな「作者の事情」や、

萌え・ツンデレといった単語を匂わせる癖が、気になります。

醍醐味はやはり、七花ととがめの関係ですね。

実際とても純粋すぎて、恐ろしい主従関係です。

七花は本当に、純粋です。狂ってるわけではなく、

純粋にとがめを守るため、またとがめの目的のために人を殺します。

人が哀しんでもいいのか?というとそういうことではなく、

単に対戦相手より、とがめが大事。

それだけで即決できてしまう青年です。

しかし、このどこか抜け落ちた性格も、

作品が進むごとに少しずつ変化してゆきます。

「刀狩り」と称するものの、実際はとがめの復讐のための、

殺人道中でもあります。

ポップなイラストや、ところどころアップテンポな会話とは反して、

さりげなく毒のある話です・・。

ラストに向けて、そこは覚悟しておくべきです。

1巻は、とがめと七花、衝撃の出会い(?)編。

とがめが七花に放ったある一言から、二人の旅は始まります。




刀語で初めて西尾維新さんの作品を読みました。

一番の感想は、

こんな漫画みたいな小説を書く人がいるのか!

ということです。(勿論いい意味で)

細かい設定や魅力的な

キャラクター達に惹かれてしまいました。




こういう書き方もできるんだ、というのが感想です。

今までの氏の作品に比べ、格段に読みやすい。

誤解を承知で言えば、少年漫画を読んでいる気分でページをめくっていました。

刀語 第一話。まさにその題目に相応しい、

少年漫画的「第一話」の手法で展開された作品だと思います。

争いとは無縁の生活をしてきた主人公と、

そんな彼を「物語」に引き入れる少女。

二人の出会いを描くという、伝統的な図式。

非常に単純で分かりやすい「第一話」、

且つ次回も読みたくなる「第一話」でした。




「虚刀流はよ、刀を使わないからこそ強いんだ」

この台詞に思わず疑問符が浮かんだけれど、

やっぱり西尾維新ファンなので買ってしまう私

大河ノベルなんですが、

大河ノベルが苦手な私は「大丈夫かな?」なんて思いながら読みました

まあいらぬ心配で終わったわけですが

西尾維新さんにしてはめずらしく読みやすく、

しかし行数が少なく量も減っているのが少し残念でした

ですが、やっぱり笑わせる文章を書いてくれています

小説を読んで笑うことはほぼないのに、

西尾維新さんの本では必ず笑ってしまう

そんな軽さがやっぱり好きですね

全部の本についているのかわからないけども、

竹さんイラストのしおりが入っていたのはかなり嬉しかったです




まず、登場キャラクターや時代背景、

設定などはおもしろいと思いましたし、文自体もおもしろいと感じました。

一つ言える事は値段は他のラノベ(?)に比べて高いですが、

そこら辺のラノベを読むよりは面白いと思います。

最後に全巻集めて本棚に飾ると

ちょっとなんだか本棚が豪華になった気がします(笑)



刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX) 刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX) 刀語 第四話 薄刀・針 (講談社BOX)