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わたしたちの田村くん 感想&作品データ

わたしたちの田村くん
(Watashitachi no Tamura-kun)

「わたしたちの田村くん」は、2004年から2005年にかけて、

『電撃hp SPECIAL』と『電撃hp』に掲載された、

竹宮ゆゆこ」によるライトノベル作品。イラストは「ヤス」が担当。

このライトノベルがすごい!」2006年度7位を記録。

文庫本は全2冊で電撃文庫より刊行されている。

2006年に漫画化&ラジオドラマ化。


主人公の「田村雪貞」が2人の少女「松澤小巻」と「相馬広香」に出会い、

互いに惹かれながらも2人との関係に苦悩し、

奔走する日々を描く恋愛ラブコメディ作品。

(出典:ウィキペディア)

わたしたちの田村くん (電撃文庫)



■ わたしたちの田村くんの感想(出典:Amazon)


不思議少女、松澤小巻。 クールなツンドラ、相馬広香。

そんな二人と、主人公である田村くんの物語です。

ただのラブコメでもないが、突飛過ぎもせず安心できます。

王道にエッセンスをひょいとまぶせば

このようなものになるんじゃないかと思います。

事故だったりイジメだったり、テーマは割と重いものです。

しかし、それでも田村くんは負けずに二人に突っ込んでいくのです。

その馬鹿で、せつなくて、

青春真っ盛りな物語にいつしか吸い込まれていきます。

つい応援したくなるような、そんな魅力ある物語、

それが「わたしたちの田村くん」。

女性作家だからこそ許されるというかなんというか、

下ネタのようなものもあります。

不快にならない程度で散りばめられていて、

それもまた一つの楽しみ。

ちなみに番外編では、田村君の友人である

高浦の腹違いの妹である玉井伊欧が主役です。

衒学趣味のオカルトっ子という濃すぎるキャラは、

二人では物足りないという方の思いを呪詛と共に叶えてくれたのでは。

故郷はお月様、足の速い不思議系少女「松澤小巻」。

実は不器用、孤高のツンドラ女王「相馬広香」。

性欲は全て不潔、現代を生きるミニ魔女「玉井伊欧」。

あなたは、誰が好きですか?




この本の見所としてはまず

主人公の田村くんがいい感じにバカなところです。

彼は読者である我々を

数ページに一度は笑わせてくれる男です。

ヒロインの二人もそれぞれに事情を抱えていて、

それを前に葛藤するヒロインと田村くんの様子は

読むうちにどんどん読者を引き込む魅力があり、

読み終わった後も何度も読み返したくなります。




僕は、一昨日にこの本を買って一日で読みきりました。

素直に感動し、そして僕は思った。

どうして、イジメがおきるのか、、、 

人それぞれ考え方が違うけど、、、

もう少し真剣にイジメという問題を考えなければいけないと

僕はこの本を通じて分かり、また相馬さんの気持ちも分かる。

 学校に行きたくてもそうすることもできず逃げて、逃げて、

けど、それは解決にはつながらない、

と自分でも分かっていてもどうすることもできない苦しみ、、、

 僕もイジメに会って学校を約3年間行きませんでした。

だから自分を変えようと努力してきましたが、、、

 いまだ引きこもり状態です 

もう少し早くこの本に出会えていれば、、

今、不登校の子供に言いたいです。 

時間はもどらない、だから今の1秒1秒を大切にして、

後悔だけはしないように頑張ってほしいです。

この本についての感想は、

言葉ではいいあらわせないくらいに内容が良く出来ていて自分的には、

これほど感動できる作品は中々無いと思います 

読んでない人は、とにかく買って真剣に

いじめについて考えてほしいと僕は思っています。

それと、相場さんみたいな人が周囲にいれば

この本のことを必ず教えてあげてください。




傑作ラブコメだと思います。とても好きな作品です。

話の展開や構成、細かな内容と

笑わせてくれるツボな文章・表現(主に主人公田村雪貞の思考)と

人物の状況や心情がうまく絡みしっかりとしていて、

笑えてとても面白く(少し悲しいところもあります)、

帯の宣伝の通り私にはツボで、

ライトノベルの良い所を活かした

とてもクオリティの高い作品の一つだと私は思います。

何となくジャンルはラブコメということや題名などから、

ヒロイン達との愛(ラブ)と笑い(コメ)の

ドタバタコメディと思ってしまうかもしれませんが、

確かにラブとコメはありながらもそれだけでは終わらないもの、

(かなり笑えたりするセンスの良い文体でありながら)

明るさや優しさやテーマ性を合わせ持つクオリティの高いラブコメです。

番外編として収録されている「高浦さんちの家族計画」もとても良く、

笑えておすすめです。

ラブコメが好きではない方や、この物語の主人公田村雪貞の

思考や行動が自分自身とあまりに合わないという方は注意かもしれませんが、

そうでない方、特にラブコメというジャンルが好きな方にはおすすめです。




私はとても困っていました。

面白いラブコメが中々無いのです。

殆どのラブコメは「大人の感性で無理矢理高校生を主人公にしている」

という感じがして、面白く感じないのです。

そういう作品群は勿論アダルトチックではないけれど、

妙に達観して物分かりが良いのです。

これって大人の恋愛観ではないですか?

(個人的に「モエ」というものに興味が無いのもありますが。)

そして残り少数派のラブコメは

「妙にリアルで生々しくって冷めていて、

時々日常の些細な醜さを暴露していたりする」という感じで、

ちっともロマンチックじゃないんです。

存在意義は否定しませんが、

少なくとも私が読みたいのはそういうんじゃないんです。

この本を読んだ時「これこそ本物指向だ!」と喜びました。

「体当たり暴走ラブコメ」って感じ。

実際に恋愛している時の気持ちって、

まさにこんな感じじゃないでしょうか?

結局、「とらドラ!」等、竹宮 ゆゆこさんの

他の作品も読みましたが、どれも楽しかったです。

私にとっては「最高!」だったのですが、

みなさんはどうなのかなあ?...

キャッチーなラブコメが好きな人には、

この本は「普通のラブコメ」の1つでしかないかも知れませんね。

もっとも、元々質が高く、

一般的にも好評なようなので、「星5つ」にしました。

主人公は男の子ですが男性向けの本だと思わないでください。

女性が読んでも楽しいです。



わたしたちの田村くん〈2〉 (電撃文庫)